今年もよろしくお願いいたします 2023年 (奥村利勝)

皆さま
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年も新型コロナ感染に左右された1年でありました。教室員もスタッフもいつどこで誰が感染してもおかしくない状況が今も続いており、まだまだ平時には至っておりませんが、なんとか乗り切っていかなければなりません。昨年の教室運営を振り返り、今年の進むべき道を示し、ご挨拶とさせていただきます。

私も旭川医大総合診療部を担当してから丸20年経ち、現在の内科学講座に戻り7年になりました。この間多くの皆様に支えていただきましたが、更に、今年もよろしくお願いいたします。昨年4月からは大学が再スタートをきり、私は理事 副学長(教育)の任をいただき、大学全体に関わる仕事のエフォートが大きくなりました。教室に目を向けると、当初から一つ中心に添えたマンパワーを増やすとの目標に掲げております。この7年間で約70名の新規入局者を迎え、教室、同門の輪を広げられていると思います。が、しかし現状に満足できる状況ではありません。道東道北の医療ニーズに十分貢献できているとは言えません。2022年卒後3年目の入局者は11名でしたが、彼らのほとんどはコロナ前の卒業前の早い段階(早い人で5年生後半)で入局を表明してくれていました。その後、コロナが蔓延し、大学を取り巻く環境変化や、入局説明の勧誘会などができなくなり、以降の学年の入局決定者は満足できるものではありません。引き続き、教室の魅力を学生研修医に伝えて、マンパワーの拡充を目指します。教室・同門の関係者には旧倍のご協力をお願いいたします。

昨年は6名が大学院を卒業し学位を取得することができました。学位論文の生産性は大学の存在意義に関わる部分なので一層の充実を目指していきます。個人的には昨年も1年間通して私自身、大学院生たちと脳腸相関に関する基礎実験を月数回継続して行うことができました。実際に自分で手を動かして、新しい知見を発見できた時の喜びは大きく、それらの知見を論文にまとめる行程は極めて楽しい時間です。できる限り継続し定年までやり遂げたいと考えています。昨年9月には旭川で第24回日本神経消化器病学会を主催させていただきました。会長講演の時間も頂戴し、これまでの研究成果の集大成を「病は気からを科学する」と題して発表させていただきました。今回自分の研究をまとめ振り返ってみると、研究して論文にまとめ、また更に疑問を解決していく地道な作業を繰り返すことを可能にしてくれた周りの環境に感謝するしかないことに気づきました。この環境に感謝し、教室の研究業績に貢献できるように、今年も私自身基礎研究を継続します。
昨年も教室員の頑張りにより多くの英語論文を公表することができました。これらの中で、この1年あまりで優れた研究成果を発表した同門会員2名を顕著な研究業績を挙げたものとして2022年末に同門会表彰しました。
2022年 第三内科同門会表彰 研究業績
1. 河端秀賢先生  (2022年 大学院卒 現大学助教)
2. 石王応知先生  (2022年 大学院卒 現大学医員)
今年は更に新たな若手の活躍を期待しております
 
教育や臨床に関しては、昨年もやはりコロナの影響で多くの制限下で行われました。特に臨床実習では大学病院の実習も関連病院での実習も困難がありました、病棟や検査も多くの困難のもと運営されましたが、教室関係者はこの状況でも工夫して最大限の貢献を意識してくれたと感じています。改めて感謝いたします。
従来から掲げている目標である
1 大学、大学病院と関連地域医療充実のためのマンパワーの拡充
2 学生 若手医師の教育充実
3 大学としての学術的業績の充実
を見誤らないように教室運営を心がけていきますので、皆様のご指導、ご協力のほどを今年もよろしくお願いいたします。
令和5年1月 奥村利勝

旭川医科大学 内科学講座

消化器内科学分野

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